懐かしい声。

chiho

2007年07月18日 12:22




 久しぶりの陸番になった午前。
お客さんからかな・・と、いつも通り電話をとると・・・
なんとまぁっ、20数年ぶりの中学の時代の同級生からだった〜っ!!

中学時代の後半、私は父親の転勤で山形の寒河江に暮らしていた。
校内暴力で荒れていた大阪の中学から田んぼの真ん中の東北の田舎の中学校に転校し、
1年に満たない日々を過ごした中学クラス。

転校を繰り返したツギハギの学生時代の記憶は、ドンドン怪しくなる私だけど、
関西弁を話す私と親しくしてくれた当時の友人たちのことは、
短い間だったけど、しっかり記憶に残っている。ホント、みんな素朴で温かかったーぁ。

そんな友人の一人からの電話だった。

妻になり、母親になり・・あの頃の歳の倍以上の歳を、
それぞれが様々に重ねてきたけど、
彼女と話しているうちに当時まだ田んぼだらけだった通学路をみんなで歩いた記憶がふとよみがえる。
とっくに忘れたと思っていた記憶・・。

逢えば(お互い)容姿は大きく変わっているであろう友人。
でも、その声は何も変わらず当時そのままだった。
人は、昔々に聞いていた声をしっかりと覚えているのだなー。
その懐かしい声が、昔々の記憶の一連を少しずつ呼び戻していった。

20数年ぶりの同窓会には残念ながら出席出来ないけど、
今の自分とは全く違う中学生のワタシを覚えていてくれる人がいることが、うれしかった。

写真は、サンゴのすき間でひっそり生きている可愛いカサイダルマハゼくん。。


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