2007年02月12日
不都合な真実。
今年は、どこの地方も暖冬だと聞く。
この島も例年の冷え込みや天候不順が極端に少なく、
気温も気持ち悪いくらい高くて初夏のような日が多い。
なによりも顕著なのは、今年は水温が異常に高いコト。
例年の2月の水温は最寒の20〜21℃になる頃なのに、
今年は23〜24℃のまま春を迎えそう・・。
このまま夏がきて上昇を始めることを思うと、
生態系にも影響があるだろうし、サンゴもまた白化しはじめるだろう。
もっと怖いのは、高い海水温で育った大型の台風が
今年はタクサン襲来するのではないかという予感・・・・。
先日、大阪でコレをみて、ぜひタクサンの人に見て欲しいと思っていた。
この島では、リゾート開発などでの自然破壊が問題になっているけど、
もっと地球レベルでの現実。
今、この地球がどういう状態であるのかという真実を、
全ての人が正確に知る必要があると思う。
消費をあおり経済至上主義に魂を奪われている人にはまさに不都合な真実・・・。
人はこの地球に住んでる以上、今の現状を把握し、
欲望を満たす前にそれぞれがモラルをもってコレカラを選択し、
地球の未来を真剣に考えるタイミングだと感じます。
やっている映画館は少ないけど、行ける人はぜひ観て考えてみて下さいね。
「不都合な真実」公式サイト http://www.futsugou.jp/
Posted by chiho at 12:39│Comments(4)
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この記事へのコメント
こんばんは・・・充実したOffを過ごされているようですね。
BANANAファンとしてとても嬉しい限りです。
ところで、例に漏れず今年はヨコハマも暖かいです
そんなわけで、ワタシめもこの映画は観てみたいなぁ~と思っています
先日発表されましたIPCC第四次評価報告書では
従来型で行けば、気温は、4℃(2.4~6.4℃)上昇すると予測しされました
また一方で、Nikkei Ecology 2007年3月号によると
CO2排出規制の導入機運の高まりにより
駆け込みで「石炭火力発電所の建設ラッシュ」として
米国で約150基、中国で約550基が建設されるといった報道もありました
中でも、最大のプロジェクトは、TXUエネルギー社が米国テキサス州で
11基の石炭火力発電所を建設するとしており
なんと、そのCO2の年間排出量は、7800万tで
デンマーク、スウェーデン、ポルトガルなどの国々の
2001年の排出量を上回るとのことです
IPCCの第4次報告書は、科学的精度が大きく上がったとされておりますが
新しい調査や研究を行うのではなく、すでに発表されている論文を調査・
評価を基本としているそうなので、ワタシども素人は、こういったトレンドを
どこまで反映しているかなぁ・・・??と思うしだいです
いずれにしろ、この近い将来で
それぞれの国家の政治が、地球温暖化問題をどこまで考えるのか
そして、その政治家を選択する国民がどのような行動をとるのか
にかかっていると思われます。。。
BANANAファンとしてとても嬉しい限りです。
ところで、例に漏れず今年はヨコハマも暖かいです
そんなわけで、ワタシめもこの映画は観てみたいなぁ~と思っています
先日発表されましたIPCC第四次評価報告書では
従来型で行けば、気温は、4℃(2.4~6.4℃)上昇すると予測しされました
また一方で、Nikkei Ecology 2007年3月号によると
CO2排出規制の導入機運の高まりにより
駆け込みで「石炭火力発電所の建設ラッシュ」として
米国で約150基、中国で約550基が建設されるといった報道もありました
中でも、最大のプロジェクトは、TXUエネルギー社が米国テキサス州で
11基の石炭火力発電所を建設するとしており
なんと、そのCO2の年間排出量は、7800万tで
デンマーク、スウェーデン、ポルトガルなどの国々の
2001年の排出量を上回るとのことです
IPCCの第4次報告書は、科学的精度が大きく上がったとされておりますが
新しい調査や研究を行うのではなく、すでに発表されている論文を調査・
評価を基本としているそうなので、ワタシども素人は、こういったトレンドを
どこまで反映しているかなぁ・・・??と思うしだいです
いずれにしろ、この近い将来で
それぞれの国家の政治が、地球温暖化問題をどこまで考えるのか
そして、その政治家を選択する国民がどのような行動をとるのか
にかかっていると思われます。。。
Posted by ふじもと at 2007年02月14日 00:03
おー、ふじもとサン。
ぜひ、この映画見てみて下さいねぇぇー。
>中でも、最大のプロジェクトは、TXUエネルギー社が米国テキサス州で
11基の石炭火力発電所を建設するとしており
なんと、そのCO2の年間排出量は、7800万tで
・・・・・。そうなんですよね・・。ソレが現実。だから怖い。
こんなに真摯な方なのに、
アルゴアさんが大統領になれなかったはずですよね・・・。
この映画の題名の大きな意味です。。
だからこそ、この映画を作ろうと思ったのだと思います。
温暖化・家庭で出来る取り組みのページ
http://www.jccca.org/content/view/1053/678/
上のt単位の数字にため息が出ますが、
それぞれ年間の減らせるCo2量が、キログラム単位であっても、
やらないよりはやった方がいい・・
みんなでやれば単位は大きい・・
と考えるのが前向きなんですよねー。
ぜひ、この映画見てみて下さいねぇぇー。
>中でも、最大のプロジェクトは、TXUエネルギー社が米国テキサス州で
11基の石炭火力発電所を建設するとしており
なんと、そのCO2の年間排出量は、7800万tで
・・・・・。そうなんですよね・・。ソレが現実。だから怖い。
こんなに真摯な方なのに、
アルゴアさんが大統領になれなかったはずですよね・・・。
この映画の題名の大きな意味です。。
だからこそ、この映画を作ろうと思ったのだと思います。
温暖化・家庭で出来る取り組みのページ
http://www.jccca.org/content/view/1053/678/
上のt単位の数字にため息が出ますが、
それぞれ年間の減らせるCo2量が、キログラム単位であっても、
やらないよりはやった方がいい・・
みんなでやれば単位は大きい・・
と考えるのが前向きなんですよねー。
Posted by ちほ@ばなな at 2007年02月14日 09:46
早速、奥さんと一緒に観て来ましたよぉ~
私は感動して最後は涙が止まらなかったですよぉ~(涙)!!
どのように受け止めるか、人それぞれですけど、多くの人が見てほしいです。
とにかく、あっ~今日は、新鮮でポジティブになれた一日だったよぉ~
チホさぁ~ん!!
私もひょんなことからこのような問題に関わる仕事をして約15年経ちますが、
改めて、ゴアさんのようなアプローチがやはり一番効果的かなと思いました。
ここまで文明が高度化してくると、いろいろな立場の人がいるので、
最初から難しい規制やコストのかかる技術の導入はなかなか実現しません。
しかし、モラルに頼る手法であれば、本人の意志にしだいなので、自由や選
択があります。
だから、それぞれ置かれた状況に応じて方法を選んで、CO2の排出を削減す
ればよいわけですね。当たり前すぎるけど、いろいろ考えると、このシンプル
な方法が一番即効性があるかなと。
あとはインセンティブっ!!
それぞれの国々の文化や価値観にあった方法で、どうやって促すかっ!!
日本でいえば、それはもっと、日常的、具体的であってもいいんのではない
かと思います。
例えば、天気予報のように、毎日、その日のエネルギー使用量をCO2排出量
の指標に置き換えて「地球温暖化情報」を流し、今日は「多かった」といえば、
明日は何らかの方法で、みんな減らす努力するかもしれません・・・累計値と
か、予報値とかあると、さらに分かりやすいですね。
「クールビズ」や「〇〇カッコイイ」といった流行がありましたが、
影響力のある多くの人が、毎日のように、CO2排出削減につながるような行動
を示せば、流行となるかもしれません!?
そういったことが、毎日、溢れていてもいいんのではないかと。。。
そしたら、最後は、政治や経済も動くかもしれません・よ・ね・・・。
思い起こせば、オイルショックのとき。それらしきことが出来ていたように思え
ます。深夜番組は止めたし、照明も減らしたし、暖房やトイレットペーパーも
ケチッたし・・・。あのときは、ものすごい「インフレ」がインセンティブとして働き
ましたが・・・。
私は感動して最後は涙が止まらなかったですよぉ~(涙)!!
どのように受け止めるか、人それぞれですけど、多くの人が見てほしいです。
とにかく、あっ~今日は、新鮮でポジティブになれた一日だったよぉ~
チホさぁ~ん!!
私もひょんなことからこのような問題に関わる仕事をして約15年経ちますが、
改めて、ゴアさんのようなアプローチがやはり一番効果的かなと思いました。
ここまで文明が高度化してくると、いろいろな立場の人がいるので、
最初から難しい規制やコストのかかる技術の導入はなかなか実現しません。
しかし、モラルに頼る手法であれば、本人の意志にしだいなので、自由や選
択があります。
だから、それぞれ置かれた状況に応じて方法を選んで、CO2の排出を削減す
ればよいわけですね。当たり前すぎるけど、いろいろ考えると、このシンプル
な方法が一番即効性があるかなと。
あとはインセンティブっ!!
それぞれの国々の文化や価値観にあった方法で、どうやって促すかっ!!
日本でいえば、それはもっと、日常的、具体的であってもいいんのではない
かと思います。
例えば、天気予報のように、毎日、その日のエネルギー使用量をCO2排出量
の指標に置き換えて「地球温暖化情報」を流し、今日は「多かった」といえば、
明日は何らかの方法で、みんな減らす努力するかもしれません・・・累計値と
か、予報値とかあると、さらに分かりやすいですね。
「クールビズ」や「〇〇カッコイイ」といった流行がありましたが、
影響力のある多くの人が、毎日のように、CO2排出削減につながるような行動
を示せば、流行となるかもしれません!?
そういったことが、毎日、溢れていてもいいんのではないかと。。。
そしたら、最後は、政治や経済も動くかもしれません・よ・ね・・・。
思い起こせば、オイルショックのとき。それらしきことが出来ていたように思え
ます。深夜番組は止めたし、照明も減らしたし、暖房やトイレットペーパーも
ケチッたし・・・。あのときは、ものすごい「インフレ」がインセンティブとして働き
ましたが・・・。
Posted by ふじもと at 2007年02月17日 22:59
ふじもとさん。観てこられましたか〜。
こういう映画を作ろうとする人、活動を支援する人がまだいることに、救いを感じますよね。
>>しかし、モラルに頼る手法であれば、本人の意志にしだいなので、自由や選択があります。
そう。人の心は自由なんですよ。
だからこそ、この映画の大きな意味があるんだと思います。
人の根本的にあるモラルを信じていないと、この発想はでてきません。
だって、人もこの地球の自然の中の生き物なんですからね・・・。
>>影響力のある多くの人が、毎日のように、CO2排出削減につながるような行動を示せば、流行となるかもしれません!?
そうですね。流されやすい・・といってはマズイかも知れませんが、日本ではそういったマスコミが一番効果的で早いように思います。
だからこそ、先日何度も石垣島に足を運んでこられた高樹沙耶さんのような方の力は大きいと思います。彼女は、そんな自分の役割を理解しておられみたいでしたよ。
沙耶さんのブログ・・
http://saya-heisoku.kaz7.com/blog/index.php
そういったマスメディアの情報が増えてくると良いですねー。
こういう映画を作ろうとする人、活動を支援する人がまだいることに、救いを感じますよね。
>>しかし、モラルに頼る手法であれば、本人の意志にしだいなので、自由や選択があります。
そう。人の心は自由なんですよ。
だからこそ、この映画の大きな意味があるんだと思います。
人の根本的にあるモラルを信じていないと、この発想はでてきません。
だって、人もこの地球の自然の中の生き物なんですからね・・・。
>>影響力のある多くの人が、毎日のように、CO2排出削減につながるような行動を示せば、流行となるかもしれません!?
そうですね。流されやすい・・といってはマズイかも知れませんが、日本ではそういったマスコミが一番効果的で早いように思います。
だからこそ、先日何度も石垣島に足を運んでこられた高樹沙耶さんのような方の力は大きいと思います。彼女は、そんな自分の役割を理解しておられみたいでしたよ。
沙耶さんのブログ・・
http://saya-heisoku.kaz7.com/blog/index.php
そういったマスメディアの情報が増えてくると良いですねー。
Posted by ちほ@ばなな at 2007年02月18日 09:54